2020年5月11日
2020年5月11日
本日2回目の投稿
写真がいっぱいでちょっと長いです、悪しからず...
先日「シークレットベース」の大谷石の打ち合わせに宇都宮市大谷町へ
現在大谷石を採掘しているのはこの町では5社のみとのことで
大谷石の産地でありながら希少な素材なのです。
大谷石とは、
私は、普段から大谷石を家づくりに使っていながら採掘場を見たことがなかったのです。
いつ頃だか覚えていないぐらい昔に大谷資料館(採掘場跡)を見学したぐらい。
で、今回作業現場を見学する機会を頂きましたので、
設計の山十設計社さんと打ち合わせ方々見学してきました...
上から見下ろすとこんな感じ
高所恐怖症ではありませんが、かなりの高さに足がすくみます...
さぁ~いよいよ採掘場の入口を目指しこんな階段を下りていく
ドキドキわくわくが止まらない
気分はまさにインディージョーンズ
採掘場の入口
中に入ると奥行きと高さの迫力に驚かされます、圧巻...
さらに下りていき、地下約70mの採掘現場に到着
採掘が本格的に始められた江戸時代の中頃から機械化になる1960年頃までは手作業だったようです
機械化になった現在でもこのような機械で切断しています
当時の苦労は、図り知れません。
切断した大石の断面
くさびを入れハンマーで叩いて剥がし、大谷石の原石を採掘し地上に揚げています
帰り道
こんな幻想的な風景をパシャ!
出口が見えてきました
帰りに見た温度計は8℃
出口
雫がまた素敵
名残惜しい気持ちがありましたが...
見上げるとまた高~い
来た道を戻ります...
無事帰還...
続いて作業場見学、こちらは大物の工場
地上に揚げたものを工場で加工し製品となります
こちらは板物
ポーチや玄関の床に敷いたり壁に貼ったりする比較的薄い板
このように現場で使われます
感想
大谷石の採掘は機会化が進んだとはいえ、人の手仕事が支えているんですね
そして、こんな命がけの作業を目のあたりにして感動いたしました!